札幌で手足口病が流行中|症状・感染対策・受診の目安を皮膚科医が解説|【公式】札幌市中央区の皮膚科・美容皮膚科|桑園オリーブ皮膚科クリニック|桑園駅すぐ

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札幌で手足口病が流行中|症状・感染対策・受診の目安を皮膚科医が解説

札幌で手足口病が流行中|症状・感染対策・受診の目安を皮膚科医が解説|【公式】札幌市中央区の皮膚科・美容皮膚科|桑園オリーブ皮膚科クリニック|桑園駅すぐ

2026年8月20日

札幌で手足口病が流行中|症状・感染対策・受診の目安を皮膚科医が解説


札幌市中央区桑園にある桑園オリーブ皮膚科クリニックの院長こと米田明弘です。
札幌市内で、手足口病が流行しています。
札幌市の発表によると、2026年第30週(7月20日〜26日)に、市内の小児科定点医療機関当たりの患者報告数が警報開始基準の「5」を超えました。その後も患者数は増加し、第32週(8月3日〜9日)には「11.59」まで上昇しています。
小さなお子さんのいるご家庭や、保育園・幼稚園などの集団生活では、特に注意が必要です


手足口病とは

手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどによって起こる感染症です。
主に乳幼児にみられ、例年、夏を中心に流行します。ただし、大人が感染することもあります。
感染してから3〜6日程度の潜伏期間を経て、次のような症状が現れます。
口の中の水疱や口内炎
手のひらや手の指の発疹
足の裏や足の指の発疹
膝やお尻などの発疹
発熱
のどの痛み
食欲の低下
発疹は小さな赤い斑点や水疱として現れます。口の中の水疱が破れて潰瘍になると、痛みのため食事や水分が取りにくくなることがあります。
発熱は比較的軽いことが多く、ほとんどは3~7日程度で自然に改善します。


大人にも感染します

手足口病は子どもの病気と思われがちですが、大人にも感染します。
大人では、手足の発疹や痛みが強く出る場合があり、歩くことや物を持つことがつらくなることもあります。お子さんの看病をしている保護者や、保育・医療・介護に関わる方も注意してください。
また、症状が治まってから数週間後に、手足の爪に横線が入ったり、一時的に爪が浮いたり剝がれたりすることがあります。多くは新しい爪が伸びるにつれて自然に改善しますが、爪の変化が強い場合には皮膚科へご相談ください。


どのように感染するのでしょうか


手足口病の主な感染経路は、次の3つです。
咳やくしゃみによる飛沫感染
ウイルスの付着した手や物を介する接触感染
便に排出されたウイルスが口に入る糞口感染
症状が治った後も、便には2~4週間程度ウイルスが排出されることがあります。そのため、発疹が消えた後も手洗いを続けることが重要です。


家庭内感染を防ぐための注意点

手足口病には、有効なワクチンや発症を予防する薬はありません。日常生活では、次の対策を心がけましょう。

1.石けんと流水で手を洗う
トイレの後、おむつ交換の後、食事や調理の前には、石けんと流水で丁寧に手を洗いましょう。
特に、おむつ交換後の手洗いが重要です。症状が治った後もしばらく続けてください。

2.タオルを共有しない
家族間でのタオル、ハンカチ、食器などの共有は、できるだけ避けましょう。

3.水疱を無理につぶさない
水疱を無理につぶしたり、皮を剝いたりすると、傷口から細菌が入って化膿することがあります。
かゆみや痛みが強い場合、赤く腫れて膿が出てきた場合には、皮膚科を受診してください。

4.脱水に注意する
口内炎の痛みで水分が取れなくなることがあります。
冷たい水やお茶、経口補水液、ゼリー、プリン、スープなど、刺激が少なく摂取しやすいものを少量ずつ与えましょう。酸味や塩味の強い食べ物は、口の中にしみるため避けたほうがよいでしょう。


早めの受診が必要な症状

手足口病は多くの場合、自然に改善しますが、まれに髄膜炎や脳炎、心筋炎などの重い合併症を起こすことがあります。
次のような症状がある場合は、早めに小児科や救急医療機関へ相談してください。
水分をほとんど取れない
尿の回数や量が明らかに少ない
ぐったりして反応が悪い
高熱が続く
繰り返し嘔吐する
強い頭痛がある
呼吸が苦しそう
けいれんがある
視線が合わない、呼びかけへの反応が悪い
発疹が急激に広がる、化膿している
特に乳幼児は脱水が進みやすいため、飲水量、尿の回数、機嫌などをよく観察してください。


保育園や学校にはいつから行ける?

手足口病は、インフルエンザのように一律の出席停止期間が定められている感染症ではありません。
一般的には、熱がなく全身状態がよいこと、口の中の痛みが落ち着いて普段どおり食事を取れることが、登園・登校再開の目安です。
ただし、園や学校によって独自の基準や登園届が設けられていることがありますので、事前に確認してください。登園・登校を再開した後も、特にトイレ後の手洗いを続けましょう。


札幌で手足口病のような発疹がみられたら

手足口病では、手のひらや足の裏、口の周囲、お尻などに特徴的な発疹が現れます。一方で、水ぼうそう、とびひ、汗疹、虫刺されなど、ほかの皮膚疾患と見分けにくい場合もあります。

桑園オリーブ皮膚科クリニックでは、お子さんから大人まで、発疹や水疱、爪の変化などの皮膚症状を診察しています。
札幌市内では現在、手足口病が警報レベルを超えて流行しています。気になる発疹がある場合や、診断に迷う場合は、お気軽にご相談ください。

※流行状況は2026年8月時点の情報です。最新情報は札幌市の発表をご確認ください。

記事監修

院長 米田 明弘

桑園オリーブ皮膚科クリニック

院長 米田 明弘

資格

  • 医学博士
  • 専門医機構認定皮膚科専門医

所属学会

  • 日本皮膚科学会(専門医)
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本研究皮膚科学会
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本美容皮膚科学会

札幌市JR桑園駅に2014年4月開業の『桑園オリーブ皮膚科クリニック』院長。子どもからお年寄りまで皮膚のトラブルに対応し、アトピー性皮膚炎、じんましん、にきびといった一般的な疾患から、シミやしわ、毛穴などのレーザー治療といった美容治療まで幅広く診療。

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