2026年5月27日

「粉瘤の手術は痛いのか」「入院が必要なのか」
札幌の皮膚科外来でも、このようなご質問を多くいただきます。
粉瘤(アテローム)は自然に治ることがなく、根本的に治すには手術で袋ごと取り除く必要があります。とはいえ、手術と聞くと不安に感じる方も多いと思います。
今回は、粉瘤手術の実際について、痛みや流れ、日帰りが可能かどうかをわかりやすく解説します。
粉瘤の治療は「手術が基本」
粉瘤は皮膚の下に袋状の構造があるため、内容物だけを出しても再発します。
そのため、袋ごと取り除く手術が根本治療となります。
小さいうちに治療することで、傷も小さく、比較的簡単に切除できることが多いです。
手術は痛いのか?
もっとも多い質問が「痛み」についてです。
手術は局所麻酔で行います。麻酔の注射の際にチクッとした痛みはありますが、その後は基本的に痛みを感じることはありません。
手術中は触られている感覚はありますが、「痛い」という感覚はほとんどないと感じる方が多いです。
手術の流れ
一般的な粉瘤手術の流れは以下の通りです。
① 診察・診断
② 手術日の決定(当日可能な場合もあり)
③ 局所麻酔
④ 切開して袋ごと摘出
⑤ 縫合
⑥ 術後の説明
手術時間は大きさにもよりますが、10分~30分程度で終わることが多いです。
日帰り手術は可能?
多くの粉瘤は日帰り手術で対応可能です。
入院が必要になるケースはほとんどありません。
仕事の合間や休日を利用して治療を受ける方も多く、日常生活への影響は比較的少ないといえます。
術後の経過と注意点
術後は数日間、軽い痛みや違和感が出ることがありますが、通常は内服薬でコントロール可能です。
注意点としては:
・当日の激しい運動は控える
・患部を強くこすらない
・医師の指示通りに通院する
抜糸は1~2週間程度で行うことが一般的です。
炎症がある場合は注意
赤く腫れて痛みがある「炎症性粉瘤」の場合、すぐに通常の手術ができないことがあります。
まずは切開して膿を出す処置を行い、炎症が落ち着いてから改めて手術を行うケースもあります。
そのため、痛みが出る前の段階での受診が理想的です。
札幌で粉瘤手術を検討している方へ
粉瘤は早期に治療することで、傷を小さく抑えられる可能性があります。
逆に大きくなったり炎症を起こした場合、治療が複雑になることもあります。
まとめ
✔ 粉瘤は手術で根本治療できる
✔ 局所麻酔で痛みは最小限
✔ 多くは日帰り手術が可能
✔ 炎症前の治療が理想
当院では、札幌で粉瘤の日帰り手術に対応しております。
気になるしこりがある方は、お気軽にご相談ください。

