2026年5月13日

「手荒れがなかなか良くならない」
「ハンドクリームを塗っても改善しない」
このような症状で皮膚科を受診される方は少なくありません。
手荒れは日常生活と密接に関係しており、原因が続いていると改善しにくいことがあります。
手の皮膚は水や洗剤、アルコールなどに触れる機会が多く、外部からの刺激を受けやすい部位です。そのため、皮膚のバリア機能が低下すると手荒れが慢性的に続くことがあります。
手荒れの主な症状
手荒れでは次のような症状がみられます。
皮膚の乾燥
赤み
かゆみ
ひび割れ
皮膚のかさつき
症状が進むと痛みを伴うこともあり、日常生活に支障が出ることがあります。
手荒れが治らない原因
手荒れが改善しない場合、いくつかの原因が考えられます。
水仕事や手洗いの頻度
洗い物や手洗いの回数が多いと、皮膚の油分が失われやすくなります。
これによりバリア機能が低下し、手荒れが続く原因になります。
洗剤やアルコールの刺激
洗剤や消毒用アルコールは皮膚への刺激となり、炎症を引き起こすことがあります。
特に頻繁に使用する場合、症状が慢性化することがあります。
乾燥
空気の乾燥は手荒れを悪化させる大きな要因です。
特に冬は皮膚の水分が失われやすく、症状が長引くことがあります。
接触皮膚炎(かぶれ)
化粧品や洗剤、ゴム手袋などに対する反応で炎症が起こることがあります。
原因に気づかず使用を続けていると、手荒れが改善しないことがあります。
👉 詳しくは「接触皮膚炎とは?」をご参照ください
手湿疹
手荒れが長く続く場合、手湿疹と呼ばれる状態になっていることがあります。
赤みやかゆみ、水ぶくれなどを伴うこともあり、治療が必要になることがあります。
手荒れの対策
手荒れを改善・予防するためには日常生活での工夫が重要です。
手洗い後の保湿
水仕事の際の手袋の使用
刺激の少ない洗浄剤の使用
皮膚への負担を減らすことが大切です。
治療について
症状が強い場合には、外用薬を使用して炎症を抑えることがあります。
また、原因に応じた対応を行うことで改善が期待できます。
皮膚科受診の目安
次のような場合には皮膚科での診察をおすすめします。
手荒れが長く続く
ひび割れが痛い
市販薬で改善しない
かゆみが強い
適切な治療を行うことが重要です。
気になる症状がある場合
手荒れはよくみられる皮膚トラブルですが、原因によっては治療が必要になることがあります。
症状が続く場合には、どうぞ皮膚科にご相談ください。
当院では皮膚科専門医が診察を行い、患者様の生活に合わせた治療をご提案しています。

