2026年5月01日

「体がかゆくて眠れない」
「特に湿疹はないのにかゆみが続く」
このような症状で皮膚科を受診される方は少なくありません。
皮膚のかゆみは非常に多くみられる症状で、原因もさまざまです。
かゆみは皮膚の炎症だけでなく、乾燥や体調の変化などによっても起こることがあります。そのため、症状の特徴や経過をもとに原因を考えることが大切です。
乾燥によるかゆみ
皮膚のかゆみの原因として最も多いのが乾燥です。
皮膚の水分や皮脂が減少するとバリア機能が低下し、外部刺激に敏感になります。
特に冬は空気が乾燥しやすく、全身のかゆみが出やすい時期です。
入浴後にかゆみが強くなることもあります。
湿疹・皮膚炎
皮膚に炎症が起こると、かゆみが生じます。
例えば
• 湿疹
• 接触皮膚炎(かぶれ)
• アトピー性皮膚炎
などでは、赤みやブツブツとともにかゆみがみられることがあります。
蕁麻疹
蕁麻疹では、突然かゆみとともに皮膚が赤く盛り上がることがあります。
発疹は数時間で消えることもありますが、繰り返し出ることがあります。
刺激や環境
日常生活の中でもかゆみの原因になるものがあります。
• 衣類の摩擦
• 汗
• 乾燥した空気
• 入浴や温度変化
これらの刺激によってかゆみが強くなることがあります。
内科的な要因
皮膚に目立った変化がなくても、かゆみが出ることがあります。
このような場合には体の内側の状態が関係していることもあります。
かゆみが長く続く場合には、必要に応じて検査を行うこともあります。
皮膚科受診の目安
次のような場合には皮膚科での診察をおすすめします。
• かゆみが長く続く
• 夜間に強くなる
• 湿疹や赤みがある
• 市販薬で改善しない
原因に応じた治療を行うことが大切です。
日常生活での対策
かゆみを予防するためには
• 保湿を行う
• 刺激の少ない衣類を選ぶ
• 入浴後のスキンケア
などが重要です。
日常生活の見直しも症状の改善につながることがあります。
気になる症状がある場合
皮膚のかゆみはよくみられる症状ですが、原因によって治療方法は異なります。
気になる症状がある場合はご相談ください
かゆみに関する症状は、原因や状態によって適切な対応が異なります。
自己判断が難しい場合には、どうぞ皮膚科にご相談ください。
当院では皮膚科専門医が複数名で診療を行い、症状に応じた適切な治療をご提案しています

