HIFU(HIGHSONIC)
HIFU(HIGHSONIC)

「ふとした瞬間に鏡や窓に映る自分の顔が、以前より下がって見える」「ほうれい線やフェイスラインのもたつきが気になり始めた」「リフトアップしたいけれど、メスを入れる手術は怖い」といったお悩みはありませんか?加齢による「たるみ」は、多くの方にとって深刻な悩みです。しかし、外科的な手術には抵抗がある方も多いのが実情でしょう。この記事では、そんなお悩みに応える「切らないたるみ治療」の決定版である医療用HIFU(ハイフ)、特に当院で採用している「HIGH SONIC(ハイソニック)」という機種について、その仕組み、なぜリフトアップするのか、痛みやリスクまで、医師の視点で網羅的に解説します。

「HIFU(ハイフ)」とは、「High-Intensity Focused Ultrasound」の略称で、日本語では「高密度焦点式超音波」と呼ばれます。もともとは、前立腺がんなどの治療で、患部だけを焼き切るために開発された医療技術を、美容分野に応用したものです。そのHIFU技術を搭載した医療機器で札幌市の桑園オリーブ皮膚科クリニックで導入をしているのが「HIGH SONIC(ハイソニック)」です。皮膚の表面には一切傷をつけずに、肌の奥深くにある「たるみの原因」をピンポイントで熱凝固させ、強力に引き上げる治療法です。
HIFU(ハイソニック)の仕組みは、よく「太陽の光を虫眼鏡で集めて、紙を焦がす実験」に例えられます。超音波のエネルギーを、皮膚内部の狙った一点だけに集中させ、瞬時に65℃~75℃の高温を発生させます。エネルギーが通過する皮膚表面や、ターゲット以外の組織にはダメージを与えず、狙った層だけを熱でギュッと収縮させることができます。この熱作用により、施術直後から物理的な引き締め効果(タイトニング)が生まれます。

HIFU(ハイソニック)が画期的である最大の理由は、アプローチできる「深さ」にあります。これまでのレーザーや高周波治療器は、皮膚の真皮層(深さ2.0~3.0mm程度)までしか届きませんでした。しかし、HIFU(ハイソニック)は、皮下脂肪よりもさらに奥にある「SMAS(スマス)筋膜(深さ4.5mm)」までエネルギーを届けることができます。SMAS筋膜は、皮膚と筋肉をつなぎ止めている「テント」のような膜で、たるみの根本原因となる重要な組織です。外科手術(フェイスリフト)でしか触れなかったこのSMAS筋膜に、メスを使わずに熱を加えて引き上げることができるのが、HIFU(ハイソニック)の強みです。
HIFU(ハイソニック)の効果は、施術直後の変化だけでなく、その後じわじわと現れる変化の「2段階」で構成されています。

最大のメリットは、やはり「切らない」ことです。皮膚を切開したり、糸を入れたりする必要がないため、顔に傷跡が残る心配がありません。また、変化の仕方も「施術直後に激変して不自然」というよりは、コラーゲンが増えるにつれて「最近なんだか痩せた?」「肌の調子が良いね」と言われるような、自然な若返り方が可能です。周囲にバレずに治療したい方にとって、最適な選択肢と言えます。
HIFU(ハイソニック)は、皮膚表面にダメージを与えないため、ダウンタイム(回復期間)が非常に短いです。施術直後にほんのりと赤みが出たり、むくんだりすることがありますが、数時間で落ち着くことがほとんどです。レーザー治療のようにかさぶたができたり、皮がむけたりすることもありません。施術当日からメイクをしてお帰りいただけるため、お仕事や家事で忙しい方でも、スケジュールを調整せずに受けていただけます。
「HIGH SONIC(ハイソニック)」には、深さの異なる複数のカートリッジ(1.5mm、3.0mm、4.5mmなど)が用意されています。
これにより、
といったように、お悩みの部位や皮膚の厚みに合わせて、オーダーメイドの照射が可能です。特に、年齢が出やすい「目元のたるみ」や「二重あご」の改善にも高い効果を発揮します。
よく「エステのHIFUと何が違うのですか?」と聞かれますが、決定的な違いは「出力(パワー)」と「安全性」です。HIFUの原理である「組織を熱凝固させる」行為は、本来医療行為です。医療用HIFU(ハイソニック)は、医師の管理下で十分な熱エネルギーを発生させ、確実にSMAS筋膜へアプローチします。一方、エステ用は安全上の理由から出力が極めて低く制限されており、SMAS筋膜を収縮させるほどの熱を加えることは困難です。確実なリフトアップ効果を求めるなら、医療機関での施術が必須です。
効果の持続は半年から1年程度です。リフトアップした状態をキープし、たるみの進行を予防するためには、3ヶ月~半年に1回のペースで受けていただくのが理想的です。
施術当日は肌内部に熱がこもっているため、長時間の入浴やサウナ、激しい運動は避けてください。また、HIFU後は肌が乾燥しやすくなるため、保湿ケアを徹底し、紫外線対策も忘れずに行ってください。
HIFU(ハイソニック)は、メスを使わずに、たるみの根本原因であるSMAS筋膜にアプローチできる画期的な治療法です。「最近老けた気がするけれど、何をしたらいいか分からない」というたるみ初期の方から、「しっかりと引き上げたい」という方まで、幅広く対応できるのが魅力です。ただし、安全に高い効果を得るためには、顔の構造を熟知した医療機関での施術が重要です。まずは一度、ご自身のたるみの状態がHIFU(ハイソニック)に適しているか、診察を受けてみてはいかがでしょうか。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌市の桑園オリーブ皮膚科クリニックにお気軽にご相談ください。
