あなたの体にある「ほくろ」、気になりませんか?「だんだん大きくなってきた」「形がいびつになってきた」など、見た目の変化に不安を感じている方もいるかもしれません。多くのほくろは良性ですが、中には悪性の皮膚がんである「メラノーマ」の可能性も潜んでいます。
ほくろ・メラノーマ
ほくろ・メラノーマ

あなたの体にある「ほくろ」、気になりませんか?「だんだん大きくなってきた」「形がいびつになってきた」など、見た目の変化に不安を感じている方もいるかもしれません。多くのほくろは良性ですが、中には悪性の皮膚がんである「メラノーマ」の可能性も潜んでいます。
ほくろは、医学的には「色素性母斑(しきそせいぼはん)」と呼ばれ、母斑細胞が皮膚の中で増殖してできる良性のできものです。一方で、メラノーマは、メラノサイトが悪性化したもので、非常に悪性度の高い皮膚がんです。
ほくろは、遺伝的な要因や紫外線、摩擦などが原因でできるとされています。メラノーマの発症原因はまだ完全には解明されていませんが、特に紫外線との関連性が指摘されており、手足や顔などにできることが多く、白人では日本人より発症率が高いです。
多くのほくろは良性のため、特に治療の必要はありません。しかし、以下のような変化が見られた場合は、メラノーマの可能性を考慮し、早めの受診をお勧めします。

ほくろとメラノーマは見た目が似ているため、自己判断は非常に危険です。正確な診断には、皮膚科専門医の診察が必要です。
皮膚科では、以下の方法でほくろやメラノーマを診断します。
ダーモスコピー検査
特殊な拡大鏡(ダーモスコープ)を使って患部を観察します。皮膚の深い部分の構造を詳細に見ることで、良性か悪性かをかなり高い精度で判断できます。この検査は痛みもなく、数分で終わるため、安心して受けていただけます。
病理組織検査
ダーモスコピー検査でメラノーマが疑われる場合、患部の一部または全体を切除し、病理検査に提出します。この検査で確定診断を行います。
ほくろの治療は、見た目の問題や、衣服との摩擦による炎症などを理由に行います。メラノーマは、早期に切除することが最も重要です。
ほくろの除去
良性のほくろであれば、切除手術や炭酸ガスレーザーで除去します。炭酸ガスレーザーは、メスを使わずにほくろを削り取る方法で、傷跡が目立ちにくく、日帰りで行えます。
メラノーマの治療
メラノーマと診断された場合は、病変部から十分な安全域を確保して切除することが治療の第一選択となります。進行度によっては、抗がん剤治療や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬などの全身治療も行います。
メラノーマは、早期発見・早期治療が非常に重要です。日頃から自分のほくろをチェックする習慣をつけましょう。
以下のABCDEルールは、メラノーマの可能性を見分けるための簡易的なチェック方法です。
当院では、メラノーマ(悪性腫瘍)の場合は札幌医科大学病院・市立札幌病院・北海道大学病院などの病院にご紹介いたします。
良性に相当する色素性母斑の場合はレーザー(保険適応外)と手術(保険適応)があります。明らかに良性であり、平坦なものあるいは盛り上がりが大きくないものはレーザーによる治療が可能です。
| 3mm | 9,900円 |
|---|---|
| 4mm | 14,300円 |
| 5mm | 18,700円 |
| 6〜10mm | 22,000円 |
| 11〜20mm | 33,000円 |
| 21〜30mm | 44,000円 |
ほくろは多くの人が持つものですが、中にはメラノーマという重篤な皮膚がんが隠れている可能性もあります。日頃からご自身のほくろに注意を払い、少しでも気になる変化があれば、早めに皮膚科を受診しましょう。
私たち桑園オリーブ皮膚科クリニックは、札幌市の地域の皆様の皮膚の健康を守るお手伝いをしたいと考えています。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌市の桑園オリーブ皮膚科クリニックにお気軽にご相談ください。
