粉瘤(ふんりゅう)とは? 皮膚にできるしこりを皮膚科医が解説|桑園駅すぐの桑園オリーブ皮膚科クリニック【皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科】

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粉瘤(ふんりゅう)とは? 皮膚にできるしこりを皮膚科医が解説

粉瘤(ふんりゅう)とは? 皮膚にできるしこりを皮膚科医が解説|桑園駅すぐの桑園オリーブ皮膚科クリニック【皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科】

2026年4月06日

粉瘤(ふんりゅう)とは? 皮膚にできるしこりを皮膚科医が解説

「皮膚にしこりのようなものができた」

「触ると少し硬いできものがある」

このような症状で皮膚科を受診される方は少なくありません。

その原因として多いものの一つが 粉瘤(ふんりゅう) です。

粉瘤は皮膚の下に袋状の構造ができ、その中に角質や皮脂などの老廃物がたまることで生じる良性の腫瘍です。医学的には 表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ) と呼ばれます。


粉瘤の特徴

粉瘤は次のような特徴を持つことが多いです。

• 皮膚の下に丸いしこりがある

• ゆっくり大きくなる

• 押すと少し動くことがある

• 中央に小さな穴のような部分があることがある

顔や首、背中、耳の後ろなどにできることが多く、体のさまざまな場所に生じる可能性があります。


炎症を起こすことがあります

粉瘤は通常は痛みがないことが多いですが、袋の中に細菌が入ると炎症を起こすことがあります。

炎症が起こると

• 赤く腫れる

• 痛みが出る

• 膿がたまる

といった症状がみられることがあります。

この状態を 炎症性粉瘤 と呼び、治療が必要になる場合があります。


自分でつぶすのは注意

粉瘤の中から内容物が出てくることがありますが、自分でつぶすことはおすすめできません。

無理に押し出すと

• 炎症が悪化する

• 感染が広がる

可能性があります。

また、袋の部分が残っていると再発することがあります。


治療について

粉瘤の治療では、状態に応じて対応が異なります。

炎症がある場合には

• 抗生剤

• 切開して膿を出す処置

などを行うことがあります。

炎症が落ち着いた後に、必要に応じて粉瘤の袋を取り除く処置を検討することもあります。


皮膚科受診の目安

次のような場合には皮膚科での診察をおすすめします。

• しこりが徐々に大きくなる

• 赤く腫れてきた

• 痛みがある

• 同じ場所で繰り返す

皮膚のしこりには粉瘤以外の原因もあるため、診断が大切です。


気になるしこりがある場合

粉瘤は比較的よくみられる皮膚の病変ですが、炎症を起こすと痛みを伴うことがあります。また、自然に消えることはあまり多くありません。

皮膚にしこりができて気になる場合には、どうぞ皮膚科にご相談ください。

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記事監修

院長 米田 明弘

桑園オリーブ皮膚科クリニック

院長 米田 明弘

資格

  • 医学博士
  • 専門医機構認定皮膚科専門医

所属学会

  • 日本皮膚科学会(専門医)
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本研究皮膚科学会
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本美容皮膚科学会

札幌市JR桑園駅に2014年4月開業の『桑園オリーブ皮膚科クリニック』院長。子どもからお年寄りまで皮膚のトラブルに対応し、アトピー性皮膚炎、じんましん、にきびといった一般的な疾患から、シミやしわ、毛穴などのレーザー治療といった美容治療まで幅広く診療。

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