2026年4月02日

顔のシミについて相談される患者さんから、
「シミはレーザーで取れますか?」
という質問をよくいただきます。
確かにレーザー治療はシミ治療の一つですが、すべてのシミに同じ治療が適しているわけではありません。シミの種類によって治療方法が異なることもあるため、まずはシミの特徴を見極めることが大切です。
ここでは、代表的なシミ治療の方法について説明します。
外用薬による治療
シミ治療では外用薬を用いることがあります。
メラニンの生成を抑えたり、皮膚のターンオーバーを促したりすることで、色素沈着の改善を目指します。
外用治療は比較的負担が少なく、シミの状態によっては有効な場合があります。継続して使用することで徐々に改善がみられることがあります。
内服薬による治療
シミの種類によっては内服薬を用いることもあります。
特に肝斑では内服薬が治療の中心となることがあります。
内服薬によってメラニンの生成を抑えたり、炎症を抑えることで色素沈着の改善を目指します。症状の程度に応じて治療方法を検討します。
レーザー治療
レーザー治療は、特定の波長の光を利用してメラニン色素に作用させる治療です。
老人性色素斑などのシミでは効果が期待できる場合があります。
ただし、シミの種類によってはレーザー治療が適さないこともあります。例えば肝斑では刺激によって症状が悪化する場合もあるため、慎重に判断する必要があります。
紫外線対策も重要
シミの予防や治療では、紫外線対策も重要です。
紫外線はメラニン生成を促すため、
• 日焼け止めの使用
• 帽子や日傘
などの日常的な対策が大切になります。
治療を行う場合でも、紫外線対策を継続することで再発の予防につながります。
シミ治療は診断が大切
一口にシミといっても
• 老人性色素斑
• 肝斑
• 炎症後色素沈着
などいくつかの種類があります。
そのため、シミの状態によって
外用薬、内服薬、レーザーなど治療方法を選択することが大切です。
気になるシミがある場合
顔のシミは見た目の悩みとして気になることも多い症状です。
しかし、シミの種類によって適した治療方法は異なります。
気になるシミがある場合には、どうぞ皮膚科にご相談ください。

