2026年5月08日

「このほくろは大丈夫でしょうか?」
「ほくろは取ったほうがいいのでしょうか?」
このような相談は皮膚科外来でよくあります。
ほくろは多くの人に見られる皮膚の変化で、ほとんどの場合は心配のないものですが、中には注意が必要な場合もあります。そのため、ほくろについて正しく知っておくことが大切です。
ほくろとは
ほくろは医学的には**色素性母斑(しきそせいぼはん)**と呼ばれます。
皮膚の中でメラニン色素を作る細胞が集まることで、茶色や黒色の斑点として見えるものです。
大きさや形、色はさまざまで、顔や体などどこにでもできる可能性があります。多くの場合は良性の病変であり、特に治療が必要ないことも多くあります。
心配のないことが多いほくろ
次のようなほくろは、一般的には問題ないことが多いとされています。
• 小さくて丸い
• 形が整っている
• 色が均一
• 長い間変化していない
このような場合は、特に治療が必要ないこともあります。ただし、気になる場合には一度診察を受けて確認することも大切です。
注意が必要な変化
ほくろに次のような変化がある場合には、皮膚科での診察をおすすめします。
• 急に大きくなった
• 形がいびつ
• 色がまだら
• 出血する
• かゆみや痛みがある
このような場合には、別の皮膚の病気が関係している可能性もあるため、注意が必要です。
ほくろは取ったほうがいい?
ほくろを取るかどうかは、いくつかの理由で検討されます。
例えば
• 医学的に診断が必要な場合
• 徐々に大きくなっている場合
• 服やカミソリで引っかかる場合
• 見た目が気になる場合
などです。
診察で状態を確認したうえで、必要に応じて治療方法についてご説明します。
気になるほくろがある場合
ほくろは多くの場合心配ありませんが、変化しているものや気になるものは一度診察することが大切です。
「このほくろは大丈夫かな?」と感じた場合には、どうぞお気軽に皮膚科にご相談ください。
当院では皮膚科専門医が複数名で連携し、より専門的な視点から診療を行っています。

