Vビームとは
Vビームは、色素レーザーと呼ばれる医療機器の一つで、特に赤みの軽減に効果的なレーザーです。このレーザーは波長595nmのロングパルスレーザーで、従来のダイレーザー(赤アザ用色素レーザー)の最新バージョンです。皮膚の深い部分にまで光エネルギーを効果的に届けることができ、深い血管や口径の大きい血管にも対応できます。また、照射径が最大15mmと広いため、施術時間を短縮することが可能です。さらに、レーザー照射の直前に-26℃の寒剤を吹きかけて表皮を保護するため、痛みを感じやすい方でも安心して受けられます。Vビームは、血管腫などの赤アザ治療だけでなく、赤ニキビやニキビ跡、赤ら顔、くすみの治療にも利用されます。
札幌でVビーム治療をご希望の方は桑園オリーブ皮膚科までお気軽にご相談ください。
Vビームは厚生労働省に認可された色素レーザーで、肌の赤み治療に利用される医療機器です。このレーザーは血液中のヘモグロビンに反応し、血管を破壊します。その結果、毛細血管の拡張や増殖による赤みに効果を発揮します。複数回の施術を受けることで、治療ごとにより改善を実感できます。
本疾患の場合、保険適応になります。(3割負担で約9,000円)
Vビームを全顔に照射することにより様々な皮膚症状が改善されます。
赤ニキビはアクネ菌の増殖によって引き起こされる炎症状態のニキビです。この炎症により、触れるだけで痛みを感じ、赤ニキビの周囲にも赤みや痛みが広がることがあります。赤く腫れたニキビが治った後でも、赤みだけが残ったり、メイクで隠しにくい痕になることがあります。炎症が強いニキビやその残る赤みにもVビームは効果的です。さらに、皮脂分泌の抑制やアクネ菌の繁殖を抑える効果があるため、繰り返し施術することでニキビができにくい美しい肌を目指すことができます。
酒さ(しゅさ)は、鼻や頬に赤みやニキビ状のポツポツがあらわれる皮膚疾患で、「赤ら顔」とも呼ばれます。皮膚の免疫異常やニキビダニ、遺伝が主な原因と考えられており、紫外線、加齢、運動や入浴、気温差、辛い食べ物やアルコールなどによって症状が悪化しやすいです。個人差はありますが、顔全体にぼんやりとした赤みがよく見られ、ほてり、かゆみ、刺激感といった自覚症状も伴います。Vビームの照射により、全体的な赤みの改善に効果が期待できます。
Vビームレーザーを照射することで繊維芽細胞が刺激され、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの産生が促進されます。このため、肌にハリをもたらす効果も期待できます。レーザーは赤みだけでなくメラニンにも反応するため、くすみの改善も期待でき、肌のトーンアップとハリを同時に得ることができます。
基本的にはダウンタイムがないため、施術後すぐに普段通りの生活を送ることができます。ただし、炎症の強いニキビの場合、一時的に内容物が出て目立つことがありますが、時間とともに自然に治まります。
皮膚の状態によりますが、顔全体で約15〜30分程度です。
個人差がありますが、照射時にゴムで弾かれたような痛みを感じる場合があります。また、施術後に赤みが現れることがあります。
可能です。施術内容によってはおこなうことができますので、スタッフにご相談ください。
当日の医師の診察によりお肌の状態を確認し、場合によっては施術を控えていただくことがあります。
部位 | 1回 | 5回 |
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全顔 | 22,000円 | 88,000円 |
※医師の判断により、保険適用で照射する場合もございます。
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